神宮前矯正歯科

薀蓄日記

皆さまの引き出しにしまい込んで頂けるような「歯」にまつわる薀蓄をご紹介致します。

ホワイトニング

2015年1月
皆様こんにちは。今年は各地で元旦から雪が降り、僕の地元の高知でもめずらしく雪が降り、子供が喜んでおりました。
早速の蘊蓄(うんちく)ですが雪がなぜ白いか疑問に思ったことはありませんか?水や氷が透明なのに対し、雪の粒が小さいのですべての波長の光を乱反射するため、すべての光が混ざって見えるので白くなるのです。(光は全色混ざると白になります)

今回の蘊蓄(うんちく)は雪のように白くとはいきませんが、歯のホワイトニングについてです。
歯を白くするには様々な方法があります。ただ単に汚れを落とす方法やマニキュア、レジン、セラミックそして漂白です。当院で行っているホワイトニングは薬剤と光を用いることで歯質に手を加えず(削らず)に歯の漂白をする「歯牙漂白(ブリーチング)」です。
このホワイトニングには院内で術者が行うオフィスホワイトニングと患者さんに家で行っていただくホームホワイトニングがあります。
どちらの方法も過酸化水素から発生する活性酸素で歯に付着した色素を分解し、漂白効果を発揮します。院内でのホワイトニングでは高濃度の薬剤を用い、さらに紫外線を当てることでこの活性酸素を多く発生させ歯の表面を短時間で白くします。ただし院内で用いる薬剤は酸性やアルカリ性にすることにより、より薬剤の効果をあげているためあまり長時間使用しますと歯を痛めてしまいます。ホームホワイトニングでは低濃度の薬剤を長時間使用していただくことにより、歯を痛めずに歯質のより深いところまでじっくりと漂白をしていきます。
これらの二つの方法を併用する方法をデュアルホワイトニングといい、後戻りが少ないと言われています。
ホワイトにニングは個人差があり、また十度の知覚過敏がある場合には出来ないこともありますので、興味のある方がいらっしゃいましたら遠慮なくご相談くださいね!
 

親知らず

2014年12月
皆さまこんにちは。
すっかり寒くなりましたが、風邪などひかれていませんか?

体調を崩すと免疫力が落ち、これまで何ともなかったところがうずいたりすることがあります。少し頭が見えていて以前から気にはなってはいたけどそのままにしていた親知らずがその典型です。僕も昔親知らずで苦労した苦い経験があります。
今回の蘊蓄(うんちく)は智歯周囲炎や矯正治療後の後戻りの原因になることもあってちょっと嫌われ者の親知らずについてです。

親知らずとは第三大臼歯のことで智歯ともよばれています。なぜ親知らずと呼ばれるかというと色々な説がありますが、成人してからはえてくるため、親がはえたことを知らないからというのが一般的です。英語ではwisdom toothといい、物事の分別がついたころにはえてくるため、つまり直訳すると知歯となります。
親知らずがはえる時期は昔に比べて遅くなっているようで、また退化傾向にあります。現代人の親知らずは小さかったり、はえてこなかったり、元々なかったりします。古代の人々は硬いものを食べ、永久歯が磨り減り親知らずも重要な役割を果たしていたのかもしれませんが、現代人にはあまり必要がなくなってきたのですね。
僕たち矯正歯科医師にとって親知らずは歯を動かす時の邪魔になったり、矯正治療後に手前の歯を押してきたりすることがあるので退化傾向なのは大歓迎なのですが、他の大臼歯が虫歯でぼろぼろの場合には親知らずを使うことがあるのでたまに必要だったりもします。

もしこれから親知らずの抜歯をする方がいらっしゃいましたら大変だと思いますが、今後の安心を買うと思ってなんとか頑張ってきてくださいね。 
 

歯の形と役割

2014年10月
みなさまこんにちは。すっかり秋らしくなり、過ごし易い季節になりました。
僕の家の近所には梨や栗などの良心市という直売所が至る所にあり、これが格安でおいしいのでとっても得をした気分になります。今の家に住むようになり、初めて生の栗をいただきました。結構手間がかかりますが、作りたてのマロングラッセの美味しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
梨は正直当たりはずれが大きいのでここは買うときに吟味が重要です。スイカだとこんこん叩いたり、りんごやぶどうなんかは色で大体分かるのですが、梨は叩いても色を見てもなんだかよく分かりません。ネットで調べてみると、肩が張ってお尻がふっくらとした、つまりはあんまり丸っこいものは避けた方がいいとのことでした。梨はおいしさを形で判断するのですね。果物選びの奥は深いです。

そんなことから今回の蘊蓄(うんちく)は歯の形と役割についてです。歯は全部違う形をしていますよね。これは、それぞれの歯が持つ役割と関係しています。
歯は大きく分類すると切歯、犬歯、臼歯の3種類があります。切歯は薄く平べったくて先端が鋭くなっており、上と下の切歯がかみ合うと鋏のようになり食べ物を噛み切る役目をします。犬歯は切歯よりも長く、太く、先のとがった円錐形をしています。この歯は食べ物を食いちぎり、引き裂く働きをしています。臼歯は咬む面が臼(うす)のような形をしており、食べ物をすりつぶす働きをしています。それぞれの歯が違う役割を分担しているので、人間は色々なものが食べられるのです。
実はその他にも歯の形態には細かな違いがあり、僕達は歯を一つ見れば上下左右の何番目の歯かまで分かってしまいます。そんなことを考えていたら学生の頃、石膏で歯の彫刻に苦労した苦い経験を思い出してしまいました。(笑)  
 

レントゲン写真

2014年8月
 
 
 
 
 
 
 
 
皆さま、こんにちは。早速ですが当院ホームページのメンバーのブログは見て頂けているでしょうか?こちらは当院のメンバーが日替わりで日常の出来事を書いておりますので是非ご覧になってみてくださいね!
 
そこで先日僕が書かせて頂いたベランダで栽培しているゴーヤについてお話します。
 昨年は二つの苗で2本しか採れなかったのですが、今年は勉強して、一つの苗で今のところ5本収穫できました。まだあと2本できそうな勢いです。そこで載せたゴーヤの写真なのですが、妻からちょっと見栄を張って大きく見せ過ぎではないかと言われてしまいました。 実を言うとゴーヤを乗せているまな板が凄く小さいのです。
実際眼鏡を乗せてみるとゴーヤが実は小さかったことが分かりますよね。言い訳をさせていただきますとプランターでゴーヤを育てる場合僕の経験上これ以上欲張って大きくなるのを待っていると、黄色くなって美味しくなくなるのです。
 
このように写真というものは撮り方によって大きさがよく分からなくなるものです。ゴーヤならいいのですが日々の診療でこのように歯や骨の大きさが分からなくなるのは困ってしまいます。

そこで今回の薀蓄(うんちく)は矯正歯科で必ず撮影するレントゲン写真についてです。
検査や矯正治療が終わった後に必ず撮影するのが頭部X線規格写真(セファロ=横顔の頭蓋骨のレントゲン)です。このレントゲンは耳の穴に棒を入れて患者さんを固定します。そして患者さんの中心から1.5mという決まった位置から放射線を当てることによって毎回同じ条件で撮影します。
この撮影法は1931年に発表され、1948年に計測法が発表されました。昔から撮影されている伝統的な方法なので膨大な数の資料があります。そのおかげもあり、適正な歯や顎の角度、成長発育など様々なことが分かります。
患者さんによって顎の大きさや角度、位置が違うため見かけ上似ている咬合異常がセファロ写真分析を行うと全く異なるものであることは判明する場合もあるのです。
同じ患者さんで治療前後に撮影を行いますと、矯正治療の結果が見た目だけではなく、数値として正確にわかります。
 
耳に棒を入れるのはあまり気持ちのいいものではありませんが、このように凄く大事なことがわかる大切なレントゲンなのでちょっとだけ我慢してくださいね。

 

虫歯のリスク

2014年7月
皆様こんにちは、今年も梅雨の季節がやってまいりました。
例年のようにシトシトと雨が降り続くのではなく、今年は南国のスコールのような強い雨が一気に降ったり、雹が降ったりと驚かされことが本当に多いです。とはいえ梅雨は梅雨、やはり湿度が高く過ごしにくい日が続きますね。
そんな中通勤中の僕のちょっとした楽しみは近所のあじさい公園を通ってくることです。
あじさいはなぜか雨でも綺麗に見えるというか雨の方がかえって情緒が感じられるものですね。たびたびメンバーのブログにも登場していますが、僕は結構植物が好きで、家では色々な植物を育てています。
ベランダにはゴーヤとアサガオの緑のカーテン、ナスとネギなどがあり、室内にはパキラや多肉植物などがあります。そんな中去年苦労したのが、シソやバジルにつく芋虫です。毎朝割り箸でつまんでは駆除をしておりました。そんな苦労があり、今では虫がつきにくいという条件を優先してベランダの植物を選定するようになりました。
その中でもあじさいは虫が付きにくい植物の1つです。確かに葉に穴が開いていることはありますが、他の植物に比べて明らかに少ない気がします。
歯もあじさいのように虫がつきにくければよいのですが現実はそうはいきません。歯磨きを怠ると虫歯になってしまうリスクが高まります。

今回の蘊蓄(うんちく)は虫歯のリスクについてです。
当院では矯正治療を始めた患者様全員に歯磨き指導をさせていただいております。
その際にもご説明させていただくのですが、虫歯の原因は主に3つで、プラーク(虫歯菌)、糖(虫歯菌の餌)、宿主(虫歯のなり易さ)があります。
プラークは歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスで取り除き、食べたらすぐに歯磨きをして糖を除去します。あとはフッ素で歯を強化し、細かい溝はシーラントで埋めてあげるというのが虫歯予防の大原則です。一見簡単そうですが、歯磨きを完璧にするのは大変で、間食後すぐに歯磨きもなかなか難しいかもしれません。
ただ、一度なってしまった虫歯はどうやっても元には戻せませんので、色々な道具を駆使して頑張ってクリーニングしてあげてくださいね。
最後に、宿主要因の1つに歯並びも含まれています。歯がガタガタですと当然歯が磨きづらいので虫歯のリスクが上がります。
矯正治療で歯並びがよくなると歯磨きがかなり楽になります♪ヾ(●゚゚)ノヾ(●゚゚)ノ
それまでは、矯正器具があって磨きにくいですが、しっかりブラッシングをお願いいたします!!<(_ _)>
 

歯の年齢

2014年6月
皆さま、こんにちは。いよいよ梅雨の季節がやって参りました。
関東は例年6月初旬に梅雨入りして約1ヶ月間雨の多い日が続きます。この記事が皆さまのもとに届いている頃にはもう梅雨入りしているかもしれませんね。

ヨーロッパでは逆に6月が最も雨の少ない時期ということで、6月の結婚式が多いのはこのためという説があるそうです。つい先日、友人の結婚式に列席し、大学時代の友人と久しぶりに再会する機会があったのですが、そこで何人かに「結構、歳をとったよね〜」と言われてしまいました。
自分ではあの頃と変わってないつもりが意外と変わっていたみたいです。
そこそこショックでしたので、今回の蘊蓄(うんちく)は歯の年齢についてお話しようと思います。

髪型や服装で見た目の年齢はごまかしがききますが、歯の年齢はごまかしがききません。
検察本部鑑識課が出版している「歯科検死マニュアル」によると、永久歯を観察することで、年齢がある程度推定できます。歯は3層構造になっており、表面からエナメル質、象牙質、歯髄があります。その中の歯髄が年齢とともに細くなっていくので、歯髄の太さを調べることで年齢が推定できます。
また歯を支えている骨も年齢とともに吸収されていくので、歯の回りの骨吸収の度合いも重要な判断材料になります。
そして最も重要なのが咬耗です。咬耗とは歯で物を咬んでるうちに歯の先端がすり減ってくる現象です。人の歯は使用した年月に比例して摩耗し、加齢に伴い咬耗の程度が増していくのです。
もし皆さまの周りに年齢をごまかしているかもしれない人がいたら、歯を見せてもらうといいもしれませんね(笑)

 

歯の萌える順番

2014年4月
みなさんこんにちは。
大分暖かくなってきましたが花粉症で苦労されていませんか?
花粉症の季節は毎年出不精になっていましたが、息子がそろそろ2歳になり遊びたい盛りなので、ゴーグルにマスクの完全防備で外で遊ばざるをえない状況になっています。
子供の成長は早いもので、つい最近まで立ち上がるのが精一杯だったのにもう結構な早さで走るようになりました。言葉も次第に覚えてきており、マンションのエレベーターに乗ると階の数字を数えます。ここぞとばかりに数字を教えるのですが、まだまだ順番が無茶苦茶です。完全に覚えるには時間がかかるかもしれません。
 
今回の蘊蓄は意外とややこしい歯が萌える順番についてです。
乳歯の萌出は下の前歯から始まり、順番に後方の歯が出てきて二歳半頃に上の奥歯が萌えて乳歯咬合が完成します。乳歯は大体前から順番に萌えていくので簡単なのですが、永久歯がちょっと複雑なのです。
上あごの歯が萌える順番はまず6番目の奥歯からスタートし、1、2ときて3を飛ばして4、5と萌えます。その後に3番目がきて最後が7番目です。
6→1→2→4→5→3→7です。なんでわざわざこんな面倒な順番でと思われるかもしれませんが、歯がきれいに萌えてくるためにはこの順番が合理的なのです。
紙面の都合上詳しくは書きませんが、もし気になる方がいらっしゃいましたら診療中にきいてくださいね。

矯正治療法

2014年3月
皆様こんにちは。今年の雪は本当にすごかったですね。みなさんは雪で苦労されませんでしたか?
僕は家が駅から少し離れているため、雪が止んだ後も道が凍って数日通勤に苦労してしまいました。
氷は滑って危ないですが、矯正治療においては滑ることはいいことなのですよ。
今回のうんちく蘊蓄は歯を滑らせて動かす矯正治療についてです。
矯正治療で歯と歯の隙間を閉じるには2つの方法があります。1つはワイヤーを変形させ、そのワイヤーが元の形に戻ろうとする力を使う方法、もう1つはワイヤーを電車のレールのようにして歯を滑らせて動かす方法です。
ワイヤーごと歯を動かす方法は歯とワイヤーをしっかりと固定してあげないといけないので、ワイヤーと矯正装置を針金でしっかりと結びます。歯を滑らせる方法ではワイヤーと矯正装置をあまりしっかりと結んでしまうと摩擦抵抗が大きくなってしまいます。
当院の矯正装置がシャッターのような蓋の開閉でワイヤーの取り外しができるのはこのためです。どちらか1つだとなかなか歯は動きません。2つの仕組みをうまく組み合わせて歯を動かしていきます。
歯を動かしている途中でどちらの方法でその歯を動かしているのか気になる方は是非ご質問ください。
ちょっと説明が長くなるかもしれませんが(笑)

 

記録媒体

2014年2月
寒い日が続きますが皆様体調を崩されたりはしていませんか?
僕は手洗いと、うがいを必死でがんばっているお陰か、今の所なんとか体調を崩すことなくこられています。
今回のうんちく薀蓄は、皆様のお口の中の写真やレントゲンを保存する記録媒体についてのお話です。
先日、携帯電話を念願の新しい物に変えたのですが、古い携帯のデータを移すことに失敗し、約1週間誰とも連絡が取れなくなり大変苦労しました。幸いバックアップをとってありましたので最終的にはすべてのデータを新しい物に移すことができましたが、もし消えていたらと想像するとぞっとしてしまいます。
当院のデジタルデータは何重ものバックアップがありますので、まず消えてしまうことはありませんが、最近読んだ記事によると、ハードディスクやDVDなどの光ディスクには寿命があるそうなのです。
高温多湿ではないという条件付きであれば100年くらいはもつとのことですが、何か頼りない気がします。そこで半永久的に保存できる記録媒体が研究されているのです。
日立製作所と京都大学が共同研究しているのは石英ガラスにレーザーで点を刻む方法で、火災や化学薬品に強く、寿命は数億年と言われています。シャープと慶応大学が共同で開発しているのは多数の半導体メモリーをシリコン酸化膜の中に閉じ込める物で、理論上の寿命は1000年以上です。
最後に、これは想像もつかなかった方法ですが、生物のDNAを記録媒体に使う研究もあります。塩基配列をデジタルデータに見立てて、遺伝子組み換え技術で情報を書き込みむというものです。成功すれば寿命は数千年と言われています。
実際にシェークスピアの詩とキング牧師の演説の保存と再生に成功したとの論文が13年の英科学誌ネイチャーで発表されました。
将来、皆様の貴重な資料を生きた細菌のDNAに記録する日がくるかもしれません。
自分の写真を細菌のなかに保存するなんてちょっと気持ちのいいものではないですけどね。(笑)
 
 

歯固め

2014年1月
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

皆様はお正月におせちはたくさん食べられましたか?
僕がこれを書いているのはクリスマスなのでまだ分かりませんが、おそらく皆様にこのニュースレターをお渡しする頃には体重が少し?増えているのだと思います。(・・;)
毎年お正月はどうしても実家などで色々と食べ過ぎてしまいますよね。
 
今回はお正月によく食べるものにちなんだうんちく薀蓄です。
赤ちゃんの歯がいつからはえてくるかご存知ですか?以前のうんちく薀蓄でも書かせていただきましたが、生後一ヶ月半くらいからはえてきます。
うちの子は今8本歯がありますが、歯がはえてくる時にお世話になったのが「歯固め」です。
赤ちゃんは歯がはえてくるとき歯茎が痒くなるらしく、何かを咬んでその症状を抑えます。
元々歯固めは長寿を祈るため、中国から平安時代に伝わったものです。
歯を齢という意味に解して、歯を固めることが長寿のもとになると考え、齢を固めて長寿を願ったのです。当時は宮中で三箇日に鏡餅などを食べて行事を行っていたましたが、やがて民間に伝わり、正月の雑煮餅を祝う風習へと変化していったそうです。。
赤ちゃんが咬む玩具を歯固めというのは、赤ちゃんが健やかに育ち、長寿をまっとうできるようにと、親ごころを込めたためとも言われています。

お正月飾りに使い終わった鏡餅を食べる時は周りの方に是非このうんちく薀蓄を披露してみて下さい。
2014年は皆様もうんちく薀蓄博士と呼ばれるかもしれませんよ。(。・w・。 )

 

染め出し

2013年12月
すっかり寒くなり神宮前のイチョウやもみじが綺麗に色付く季節となりました。
うちの近所のもみじも綺麗に紅葉していたので、通勤途中に写真を撮ってみました。
ここでいきなり蘊蓄(うんちく)になってしまいますが、イチョウが黄色に色付くのと、もみじが赤くなるのはどうやら仕組みが違うみたいです。イチョウは緑の色素が寒さで弱まり、もともと含まれていた黄色い色素が出てきて黄色く色付いたように見え、もみじは冬になると葉の糖分が幹に行かなくなり、この糖分から赤い色素ができて赤くなるそうです。同じ落葉樹でも色付き方が違うのはそのためなのですね。
 
今回の蘊蓄(うんちく)は葉ではなく、歯が色付く歯の染め出しについてです。
歯科治療で大事なのはなんといっても虫歯予防です。ただ、歯を綺麗にしようと思っても歯の汚れはぱっと見ただけではどこが汚れているかよく分かりません。そこでみなさん一度は経験したことがあると思いますが、赤い液の登場です。
あの赤は食用の着色料ですが、タンパク質が染まる性質を利用して汚れを染め出しています。きちんと磨いたつもりでも結構汚れが残っているのがわかります。また何回かやってみると、自分の磨き残しの癖もわかってきます。薬局やネットでも購入できますのでお試しあれ。ただし唇や矯正装置にも色が付いてしまうのが玉に傷ですが。
そして、不幸にも虫歯になってしまったときに活躍するのがう触検知液です。これはみなさんが気付かないうちに歯科医が使っているものですが、虫歯治療には不可欠なのです。虫歯が厳密にどこまで進んでいるかは目に見えません。白くても感染している歯が存在するのです。この液で虫歯の部分を染め出し、過不足なく虫歯の部分を除去します。僕も恥ずかしながら先月この液にお世話になりました。この液がなかったら、大きく歯を削り過ぎたか、虫歯が残ったままになってしまっていたかもしれません。 みなさんはお世話にならなくてもいいように、歯磨きしっかり行って下さいね。
 
最後に、紅葉についてもうひとつ。まとまった落葉樹林は東アジアの沿岸部と北アメリカ大陸の東部とヨーロッパの一部にしかありません。その中でも日本は葉が綺麗に色付く条件である、日光・寒暖の差・湿度すべてがそろっています。世界的にみて貴重な日本の紅葉をじっくりみないと損ですよね。
 

味覚

2013年11月
皆様こんにちは。11月に入りすっかり秋らしくなりましたね。うちの近所には良心市(農家の直売所)がたくさんあり、柿や栗が出始めました。栗はかなり手間がかかりますが、新鮮な物がどうしても食べたくて、なんとか栗ご飯とマロングラッセにしておいしくいただきました。(^▽^)/
 
 今回のうんちく薀蓄は食欲の秋ということで「味覚」について書いてみようと思います。
味覚は舌にあるみ味らい蕾という器官で感じることが出来ます。
味覚の基本的な働きは、食べ物と毒を見分けることです。味の種類は基本味の混合からなり、5つの基本味は塩味、酸味、甘味、うま味、苦味です。子供は生きるために必要な塩味、甘味、うま味をおいしいと感じ、酸味と苦味からは危険を感じ取り、何度か食べて安全性を理解すると美味しく感じるようになると学生時代に習った記憶があります。しかし、最近うちの一才半の息子がいきなりもずく酢をパクパクと食べるようになったのでちょっと教科書とは違うこともあるようですが…(-_-)。

味覚には食欲の維持という働きもあります。こちらの作用で息子はもずく酢が好きになったのかもしれません。教科書的には味覚による食物のもたらす喜びの感情が食欲を刺激するそうです。

こちらの作用は僕には天敵で、ついつい食べ過ぎる原因になってしまいます。
食欲の秋ですがダイエットに成功した院長に負けないように、食べ過ぎに注意したい!と思いながらも、やっぱり食べ過ぎるだろうな…と思っています。( ̄∇ ̄*)ゞ

歯の形成

2013年10月
皆様こんにちは。10月に入りすっかり肌寒くなってきましたが、体調崩されていらっしゃいせんか?
今年の夏は本当に暑かったですよね。(>_< )( >_<)

先日メンバーのブログでも書かせていただきましたが、夏の暑さを少しでもしのぐために、鍾乳洞に行ってきました。鍾乳洞の中は涼しいだけではなく、様々な形の鍾乳石が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
洞窟の天井や壁にしみ出てくる地下水に含まれている、多量の炭酸カルシウムが洞窟内の空気に触れると結晶化し何百年もかけて写真の様な形になるのだそうです。私たちの歯も何百年はかかりませんが、結構長い年月をかけて作られているのですよ。
 
そこで、今回のうんちく薀蓄は歯の形成についてです。
僕の息子は1歳4ヶ月になり、歯が上下で8本萌えました。1本目の歯が見えてきた時には毎日歯ばかりみているのにもかかわらず、とても新鮮だったのを覚えています。
初めに萌えてくる乳歯は胎生6週頃から作られ始め、生後1ヶ月半くらいで頭の部分が出来てきます。萌えてくるのが生後半年くらいなので、もうこの時点で1年半近くかかっています。さらに半年かけて根っこが作られやっと完成です。
永久歯はもっと時間がかかります。生後すぐから萌え変わりに備えて作られ始め、6歳くらいで奥歯が萌えてきます。根が完成するのは10歳くらいなので10年もかけて作られているのですよ。
 
歯がこんなに長い年月をかけて作られているのを知っていたら、歯磨きをせずにはとてもいられませんよね。これからもよりいっそう歯を大切にしてくださいね (^ー゚)ノ。
 

フロリデーション

2013年9月
9月に入っても、厳しい残暑が続きますが、みなさん体調は崩されていらっしゃいませんか?
僕は、暑い日にあまり外に出歩きたくないほうなのですが、息子が遊びたい盛りなのでなかなかそうもいきません。
 そこで先日、多摩川上流水再生センターという所に行ってきました。
ここには「ミニ水族館」があり、4つの水槽の中で、イワナ、ヤマメ、アユ、ハヤ、フナといった18種類、約100匹の多摩川に生息する魚が泳いでいます。
将来は息子を釣り好きにしないといけないので(笑)、これらの魚達をしっかりと見せてきました。魚の様子はメンバーのブログにアップする予定ですので、ご興味がある方は是非のぞいてみてください。
このミニ水族館の横にはポスターが多数掲示されており、私達が使う水の量や、汚れた水の処理方法などが勉強できるようになっていました。
息子が水槽に夢中になっているうちにそれらのポスターを見てみると、普段当たり前のように使っている水道水のことを実はあまり知らないことに気付かされました。そして水道水で歯科に関係することといえば、学生時代に勉強した「フロリデーション」のことが思い出されます。なぜ日本ではこんないい方法をしないのかなと不思議に思ったものです。
 
そこで今回の薀蓄(うんちく)は「水道水フロリデーションについて」です。
 
フロリデーションとは、虫歯を予防するために、水道水のフッ化物濃度を虫歯の発生を抑制する適正量(約1ppm)に調整するという方法です。
水道水にフッ素を添加することで、国民全員に虫歯予防効果が現れます。虫歯予防率は約50〜70%といわれており、さらに費用も国民1人当たり年間約50円と非常に経済的で、世界30カ国以上で行われているそうです。
また、フロリデーションは虫歯予防に大きな効果があるということで、WHO(世界保健機構)を含め150以上の世界の医学専門機関が安全性を認め推奨しています。
ただ、フッ素を何らかの理由で添加して欲しくないという人達にも強制的に摂取させることになってしまうということが、問題点とされています。
なぜ日本ではこんないい方法を取り入れないのでしょう?世界の中で経済的に恵まれている日本では、歯のセルフケアを個々で行える環境にあるため、日本ではフロリデーションが行なわれていないということのようです。
水道水でフッ素を摂取できないならどうすればいいの?と不安になる必要はありません。
市販の歯磨き剤の中にはほとんどフッ素が含まれていますし、当院にもフッ素の他にも様々な虫歯予防グッズがそろっています。ご興味のある方は遠慮なくスタッフに聞いてくださいね。
 

知覚過敏

2013年7月
暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?今年は、1千年に一度の暑さとニュースで報じておりました。
連日の35度を超える猛暑日にお疲れぎみの方も多いのではないでしょうか?
こう暑いとやっぱり冷たいものが欲しくなりますよね。最近スーパーやコンビニでよく見かけるようになったのが、『白くま』アイスの関連商品です。チロルチョコとのコラボレーションされているお菓子『チロくま』をレジ前で見つけ、昔よくこの白くまを食べに行ったことを思い出しました。
『白くま』とは、かき氷の上に加糖練乳をかけ、缶詰などの果物を盛り付け、その上に小豆餡を載せた氷菓です。
 
僕は学生時代を鹿児島で過ごしたので、部活に後輩が入ってくると、天文館という場所にある「むじゃき」というお店に毎年連れて行っては、よくこの白くまを一緒に食べました。そこが白くま発祥のお店なのです!!
昭和22年にできたのが上の写真の白くまで、今のものと比べるとずいぶんシンプルですよね。上から見ると、チェリー、アンゼリカ、干しぶどうの配置が動物の白くまの表情に似ていることからその名前が付けられたそうです。
そこで今回のうんちく薀蓄はこのおいしい白くまの作り方!!(むじゃきのHPに載っています)・・・ではなく、カキ氷を食べた時などに起こりやすいあの嫌な症状・・・、知覚過敏ついてです。
知覚過敏とは、冷たい物を食べた時、歯磨きをした時、歯に風が当たったりした時などに一時的に歯がしみる症状のことです。
一般的に、歯の表面部分のエナメル質が何らかの原因で傷つき、削れてしまう事によって歯の神経へ刺激が伝わりやすくなり、症状へと繋がるとされています。
ただ、様々な原因があり、歯質の欠損などの病変では説明できないものもあります。
矯正治療中に体験された方もいらっしゃるかもしれません。矯正治療中の知覚過敏は、歯が動いた事による刺激や、咬み合わせが変わった事による歯への圧力、また、今まで歯肉に隠れていた歯面が出ててきたことによる刺激などから起こると言われています。
矯正中の知覚過敏は歯が削れたりするわけではなく、一時的なもので、しばらくすると症状が治まることがほとんどです。
症状がある時は、冷たいものは控えてなるべく刺激を与えないようにしていただくようにお願いします。知覚過敏用の歯磨き粉も効果的です。症状が続くようでしたら、専用の塗り薬もありますので遠慮なくご相談くださいね。
熱中症にならないように、水分と塩分そしてたっぷりの栄養と睡眠をとって、この暑い夏を乗り切りましょう!
白くまもおいしいので、知覚過敏が出てない時期を見計らって、是非召し上がってみてくださいね!

子供の言語発達

2013年6月
平年より10日も早い梅雨入りで雨の季節が始まりましたね。
5月の爽やかな気候が懐かしい今日この頃です。皆さまは5月のゴールデンウィークをどのように過ごされましたか?お仕事だった方も多いかと思いますが、どこか遠出をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?ゴールデンウィークはどこに行っても混雑しますよね。o(´^`)o
今年もニュースで交通渋滞や新幹線の乗車率が報道されているのを目にしました。
中でもディズニーランドは入場制限をする程の混雑だったようです。混むのが分かっていてもどうしても行きたくなってしまうという、ディズニーが大好きな方は本当に多いんですね。
実は、我が家もそのディズニー好きの一員で、結婚式はディズニーランドの近くのホテルで行いましたし、ぬいぐるみもいつの間にかそこら中にたくさん転がっています。(笑)
先日、そのぬいぐるみの中の一つで息子が遊んでいる時にちょっとしたことに気が付いてしまいました。あの有名なクマのキャラクターが抱えている壺に書いてある蜂蜜のスペルが間違っていたのです。
蜂蜜は英語でHoneyですよね。そこにはHunnyと書かれていました。偽物なのかなと思い調べてみると、これは子供がよく間違えるスペルで、幼児言葉だということが判明しました。日本語にすると「はちみちゅ」みたいな表現だそうです。 さすが!!ディズニー。細部までこだわってます♪\(*´▽`*)/

そこで今回のうんちく蘊蓄は「子供の言語発達について」です。
僕の息子は1歳になったばかりでまだ話はできませんが、何かを言おうとするようにずいぶんなってきました。今は、日々たくさん話しかけて言葉を教え込んでいるところです。(o^-')b
発音は呼気流が肺から口腔を経て外界に出てくるまでに、複雑な調整を加えられることによって出来上がります。子供は舌、咽頭、口蓋、唇、顎などの運動を微妙に調整することを訓練していきます。
一般的に赤ちゃんは1〜2ヶ月でクーイング(あー、うーなど)が始まり、3〜8ヶ月でなんご喃語(ばぶばぶなど)が始まります。
そしてすべての音が正しく発音できるようになるのは5〜6歳と言われています。僕たちがこのように発音できるようになったのは5年以上も訓練をした賜物なのです。
また、5、6歳までに特定の言語社会の中でおんいん音韻体系が選択的に学習されるので、おんいん音韻の識別や発音の習得は13歳以降になると一般的にかなり困難といわれています。
院長が英語の習得に苦労されているのは無理もありません。
みなさんの中にも英語を勉強されている方は多いと思いますが、言語をマスターするには長い年月がかかるということなので、なかなか上達しないからといって諦めないでくださいね。
僕もまだまだがんばらないといけません。(;´▽`A``

保定

2013年5月
皆さまこんにちは。すっかり温かくなり、過ごしやすい季節になりましたね。
メンバーのブログでも書きましたが、お天気がいい日にはよく公園に散歩に行くようになりました。 外で食べるお弁当は格別で、息子がある程度のものが食べれるようになってきたので、妻が今まで以上にお弁当に色々のものを入れてくれるようになりました。
その中でも僕と息子の好物はシフォンケーキで、焼ける匂いがすると今か今かとテンションが上がってしまいます。ただ、作った事のある方はご存知かと思いますが、シフォンケーキは焼けてもすぐには食べられません。(*_*; 
 
妻が持っている本によると、まず焼きあがったら逆さまにして冷めるのを待ち、さらに冷めたら逆さまのまま袋とラップで密封して冷蔵庫で一晩寝かせないといけません。こうしないとケーキがぺしゃんこに潰れたり、味が偏ってしまったりして美味しくなくなるそうなのです。 おいしく口に運ばれるまでには、手間と時間がかかるんですね。

今回のうんちく蘊蓄はシフォンケーキの作り方から僕が連想してしまった、「保定」についてです。
保定とは、矯正で歯を動かした後に、歯が元の位置に戻ろうとするのを防ぐために行うものです。保定には取り外し式の保定装置を使う方法や、歯に針金を貼り付ける方法など様々な方法があり、期間も1〜2年程度のものから一生のものまで様々です。
この「保定」をきちんと行わないと、せっかくきれいに並んだ歯並びが後戻りしてしまいます。理論的には、歯の周囲の組織が現在の歯の位置で再組織化し、歯の周りの繊維の弾性力が減弱するまで、また頬、口唇、舌による歯への圧力が均衡するまで保定を行うこととなっています。シフォンケーキと同じで時間がかかるのです!
これから装置が外れる方も、もうすでに装置が外れた方も、せっかくのキレイな歯並びが崩れてしまわないように保定装置をがんばって使ってくださいね。
 

コーラ

2013年3月
皆様こんにちは。 ついに花粉症の季節がやってきましたね。
僕は毎日薬を飲んでいますが、やはり完全に症状がとれるということはなく日々、目のかゆみに苦しんでいます。また薬の副作用で喉が渇くので、飲み物をよく飲むようになりました。
ちなみに僕が好きな飲み物はコーラです。歯医者なのに!?と突っ込まれそうですが、最近では特保のコーラなるものも発売され、体にいいのでは?という良い言い訳ができてしまい、毎日のように飲んでしまいます。(*^_^*)
そこで今回のうんちく薀蓄はコーラについてです。
コーラは薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士によって、アメリカ・ジョージア州アトランタで、1886年(明治19年)5月にシロップとして発明されました。
当初はその新しいシロップを水で割っていましたが、ある日、1軒の店でうっかり炭酸水で割ってしまったところ、その爽やかな味と喉ごしがお客さんの間で評判となり、現在のコーラができました。
日本に入ってきたのは1910年代(大正時代)で、当初は詩人や小説家など一部の人にしか飲まれていませんでしたが、日本で製造販売されるようになると一気に広まったそうです。
コーラを飲むと骨や歯が溶けると言われていますが、これは清涼飲料水に含まれる酸味料が骨や歯の成分であるカルシウムやマグネシウムを溶かす作用がある事が根拠になっています。実際、コーラに魚の骨を長時間漬けておくと溶けてしまいますが、コーラが骨に直接触れたりはしませんし、歯に触れているのも短時間で、しかも唾液の希釈や中和作用があるのでそこまで心配する必要はないのです。
ただし、歯の表面を覆っているエナメル質はph5.5以下の酸で溶けてしまうことと、コーラのphは2.2なので少しは歯が溶けているという事を知っておいた方がいいかもしれません。
美味しい飲み物ですが、くれぐれも飲み過ぎないように注意してくださいね。

歯磨き粉

2013年2月
みなさまこんにちは、立春を迎え暦の上では春ですが、まだまだ寒いですね。
空気も乾燥しているので、風邪やインフルエンザにはくれぐれも気を付けて過ごされてくださいね。
突然ですが、みなさまは歯磨き粉は何を使われていますか?
 矯正治療中は歯磨きが大変だと思いますが、色々な歯磨き粉を試してみるのも楽しいものです。僕のお気に入りはあの3色の歯磨き粉です。昼食後には当院で販売している「プロスペック」を使っていますが、家ではあの3色がやめられません。振っても揉んでも綺麗に色分けされてでてくるのは不思議な物です。
 
そこで今回の薀蓄(うんちく)は歯磨き粉についてです。
日本で歯磨き粉が広く使われるようになったのは江戸時代からと言われています。房州砂や焼き塩、貝殻の粉末を使っていたそうです。明治時代には炭酸カルシウムなどの研磨剤を原料とした粉歯磨きが使われるようになりました。戦後から主流になった練り歯磨きを「歯磨き粉」というのはこの名残のようです。
縞模様の歯磨きが登場したのは30年程前で、当時は青と白や赤と白の2色でしたが、人気がなく2年で廃盤になってしまいました。その後今の3色を発売して一気に人気がでたそうです。いまでは世界150カ国で販売されており、国によっては緑や黄色も入っています。
最後に、3色の歯磨き粉は白70%、赤15%、青15%の割合で八層に分かれており、それがチューブの中に隙間なくぎっしりつめられることにより、混ざらないようにかつ、どの角度から見ても3色に見えるようになっているとのことです。
中身がどうなっているか気になった若かりし日の僕は、チューブを切ってみました。しかし、どろどろとペーストが混ざりあって出てきてしまい、よくわからない結果になってしまいました。
先日見つけた右記の画像は、歯磨き粉を凍らせて分解したものだそうです。歯磨き粉を凍らせるなんて発想になかったので、とても感心しました。中身はこんな感じになっているのですね。僕も含め気になっていた方も、これで歯磨きに集中できますね(^^)
 
いろんな種類の歯磨き粉や歯ブラシを試してみたり、お気に入りの一品を見つけて矯正治療中のちょっと時間がかかる歯磨きタイムを、少しでも楽しんで頂けたらと思います。
これぞ!というものがありましたら是非教えて下さい!!
 

「光くしゃみ反射」

2013年1月
明けましておめでとうございます。皆さまは、初日の出を見にいかれましたか?
原稿を書いている今の時点では部屋から見える富士山と一緒に初日の出をみてみたいと思っていますが、引っ越して3ヶ月になった今でもまだ一度も我が家で日の出を見たことはありません。
朝は毎日7カ月になったばかりの我が子に起こされるのですが、カーテンを開けると子供が必ずくしゃみをします。寒いのかと思い、腹巻を付けたりして対策をしていたところ、妻が一言、まぶしいから出るんだよと言います。
まぶしいからくしゃみが出るというのはどういうことでしょう。

今回のうんちく蘊蓄は「光くしゃみ反射」についてです。
光くしゃみ反射(photic sneeze reflexまたはlight sneeze reflex)とは、光刺激が誘因となって反射的にくしゃみが起こる現象をいいます。
屋内から晴天下の屋外に出た時や太陽の光が直接目に入った時など、まぶしさを感じると同時に起こるそうです。
この反射は日本人では約25%の人に現れ、光くしゃみ反射をもつ家系では複数の家族が光くしゃみ反射を持つことが多いのです。
妻はまぶしいと鼻がむずむずするそうで、やはり息子は遺伝でくしゃみが出てしまうという事が判明しました。
余談になりますが、ここ神宮前でも技工士さんに1人、光くしゃみ反射を持つ人がいました。光くしゃみ反射が起こる人たちに共通することは、まぶしいとくしゃみが出ることをあたりまえだと思っていることです。実際は4人に1人なので少数派なのですが、みんながそうではないことが不思議なようです。
家族もおそらくくしゃみが出る体質なので、逆にめずらしく感じてしまうのでしょうね。周りにまぶしくてくしゃみが出る方がいらっしゃいましたらこっそり教えてあげてくださいね。
 
今年も毎月がんばってネタを探していきますので、うんちく日記を今後ともよろしくお願いします。

「えくぼ」

2012年12月
皆様こんにちは。最近急に寒くなりましたね。お陰で外に出る機会がめっきり少なくなってしまいました。
唯一の楽しみは、生後7ヶ月になる我が子と遊ぶことです。
つい先日、いつものように息子を笑わせていると、ほっぺにえくぼがあることに気づきました。僕も妻もえくぼはないし、近い親戚にもえくぼがある人は見当たりません。
えくぼはどのようにしてできるのでしょうか。
今回の薀蓄は「えくぼ」についてです。
あばたもえくぼ、という言葉がある通り、一般的にえくぼはかわいいものとされています。最近ではえくぼを美容整形で作る人もいるくらいなので驚きです。
そんな人気のあるえくぼですが、出来る人はあまり多くはありません。
みなさんの周りにもそれほどいらっしゃらないのではないでしょうか。
えくぼが出来る確率は両親にえくぼがない場合には10人に1人といわれています。実際にはもっと少ない気もしますし、いずれにしろなかなか貴重な存在です。
そしてえくぼができる仕組みですが、これはお顔の表情を作る表情筋という特殊な筋肉が関係しています。
表情筋は、他の筋肉が骨と骨を引っ張りあって関節を動かすのに対し、骨から皮膚を引っ張り、お顔を動かします。赤ちゃんはお顔の筋肉がまだ未発達なので、表情筋の一部が皮膚の一部を引っ張ることにより、わりと頻繁にえくぼができるのです。通常は筋肉の発達によりできなくなってしまいますが、まれにそのまま残る人がいるようです。
そんな珍しいえくぼ、神宮前のスタッフに一人できる人を発見しました。もし、みつけることができた方はかなりラッキーですよ♪探してみてくださいね。
本年もお世話になりました。来年が皆様にとって素敵な年になりますように…。

南半球と北半球の違い

皆様はシドニーに行かれたことはありますか?
ブログでご存知の方も多いかもしれませんが、先日院長の招待講演の応援のため、シドニーで行われた世界インプラント矯正歯科学会に出席してきました。
空港に着いて、まず目に付いたのが、大きな虹です。
東京に居るとなかなか見る機会がないので、写真に収めてきました。
バスの中からだったので、ちょっと写りが…、真ん中にありますよ♪♪

写真を整理していて、ふと、バスの運転手さんが「オーストラリアは南半球なので、虹の色が日本とは違うかもしれないよ」とお話ししていたのを思い出したので早速調べてみました。
今回のうんちく薀蓄は「南半球と北半球の違い」です。
まず最も有名な違いは季節が逆だということでしょう。ただ、季節の順番は同じで、冬秋夏春とはなりません。
念のため。
 
次に、よく知られているかちょっと怪しいのですが、北半球と南半球では渦の回る向きが逆になるということです。
同室に宿泊した技工士さん達をしばしお待たせして、お風呂の中で渦を作って検証してみましたが、よく分かりませんでした。右に回るような左に回るような、そもそも日本はどっち回りなのかよく考えたら知りません。
実は水を流す程度の小さな渦の回る向きは世界共通なのです。ただ台風など地球規模の大きな渦だと逆回りになるそうです。
 
あと、これもバスの運転手さんから聞いた話ですが、オーストラリアの住宅はほとんど北向きに作られているそうです。むこうでは太陽が西から昇って東に沈むため、北向きの方が日当たりがいいのです。
これは意外と知られていないかもしれません。
 
最後に、虹の色は世界共通でした。ただオーストラリアの虹はスケールが大きく素晴らしかったことだけは間違いありません。

 

「顔認識システム」

皆さんこんにちは、近頃、急に秋らしくなり気温がころころと変わりますが体調など崩されていませんか?
肌寒い日が続いたので、厚着をしていたところ、そんな時に限って暑くなってしまった日がありました。
とにかく咽が乾いたので、前から気になっていた最新式の自動販売機で飲み物を買うことにしました。ボタンが一つもなく、スマートフォンのようなタッチパネル式です。自動販売機の前に立ったところ、ジュースがサーッと整列してお勧め商品が点滅します。自動販売機が僕に勧めてきたのは炭酸栄養ドリンクでした。この自販機は人が前に立つと、顔画像をとらえ、性別や年代を推定し、最適な商品にお勧めマークを付けて強調するのです。結構おじさんに見られちゃったかなとショックを受けてしまいました。
今回は顔認識システムについてうんちく薀蓄しようと思います。
顔認識システムとは、カメラに写っている映像から、顔と思われる部分を抜き出して、あらかじめ登録された顔面画像データベースと比較することで、様々な情報を得ることができる技術です。
顔は、太ったりやせたり、また年をとったり、また笑ったり泣いたり、眼鏡をかけたり髭を生やしたりと大きく変化する部位なので、それを正確に見分けるのは夢の技術と言われていたそうです。
ところが近年は技術が進歩して、顔を立体化して再現することができるようになったため、横向きでも認識可能になり、さらに、顔の特徴から長い期間を経ても変わらない「不変部分」を特定することよって、古かったり角度が違う写真、太ったり痩せたりした写真との間で照合ができるようになりました。場合によっては人間より正確に双子を見分けることも出来るみたいです。
矯正治療をすると、唇を支えている歯が並ぶので、口元が自然と綺麗になります。
総入れ歯を使っている方が、入れ歯を外すと不自然にみえるのは、歯の位置が唇の形を決めているからです。
矯正治療はひょっとすると顔認識システムですら困ってしまうような技術なのかもしれません。

 

「円周率」

まだまだ暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は気温も暑かったですが、オリンピックも熱かったですよね。日本勢の大活躍で、サッカーやら体操やらで、連日寝不足が続きました。
そんな中、あまり注目されていない競技が意外と面白くてついつい夜更かしをして観てしまいました。それは砲丸投げです。
砲丸投げにはグライド投法と回転投法があり…、といろいろ語りたいところですが、皆さんあまり興味がなさそうなので、今回は砲丸投げについてではなく砲丸の玉についてうんちく薀蓄しようと思います。
皆さん円周率って知っていますよね。そうです、小学生のときに習った3.14という数値です。円周率は小数点以下が延々と続くのでだいたい3.14ということになっていますが、世界一を競うオリンピック競技ではそうはいきません。
陸上競技のトラックのカーブ部分の設計の時は、3.1416まで計算して半円を描き、砲丸にいたってはなんと3.141592653まで計算して正確な球体にしているそうなんです。ゆとり教育の子供達が聞いたらびっくりしてしまいますよね。現在円周率はスーパーコンピュータで計算され、だいたい10兆桁まで計算できます。とにかく膨大な桁数の数字なので、その中には必ず皆さんの生年月日や電話番号もあるはずです。
ちなみに神宮前矯正歯科の電話番号0120-418-376(よい歯さあなろー)は、874603145桁目にありましたよ。
sarch piというサイトで50億桁まで検索できますので、もし万が一興味のある方がいらっしゃいましたら、気になる数字を検索してみてください。

兜のお手入れは入念に!?

梅雨明け早々厳しい暑さとなっていますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
暑いと言えば夏バテ、夏バテには・・・そう!ウナギです。暑い時はウナギを食べて元気になりたいものです。しかし、今年は養殖ウナギの稚魚(シラスウナギ)が極度に不漁で価格が高騰しているというニュースが連日流れています。残念ながら、来年のウナギはさらに高級品になりそうです・・・。
魚の祖先 ドレパナスピス
皆さんもご存知のように、ウナギはぬるぬるしていて一見鱗がないように見えますが、皮膚の下の方に細かい鱗が埋まっていて直接見えないだけで、実は約6万枚も鱗があるのです!という事は、ウナギは皮も食べるので、鱗も一緒に食べていることになります。そんなウナギの一面をご紹介したので、今回のうんちくは魚の鱗についてお話させて頂こうと思います。
では、なぜ魚達には鱗があるのでしょうか?
魚の祖先はかっちゅうぎょ甲冑魚といって、骨の板で出来た兜と、薄くて小さい骨、つまり鱗が連なったよろい鎧をまとった武士のような格好の魚でした。兜と鎧を身に着けて外敵から身を守っていたのです。でも、重たい鎧を身に着けていると自由に動き回れないですよね。その後魚は鎧である鱗を薄くし、早く逃げたり巧みに隠れたりと鎧にあまり頼らない方向に進化し、身を守る手段を変えていきました。
では兜はどうなったのでしょうか。
進化につれて皮膚の下にもぐり、頭の骨の一部となって脳を守ったりしています。皆さんが治療している歯も、実はこの兜の親類のような部分なのです。
その為、歯は兜のように硬いのかも知れませんね。硬く頑丈な兜も手入れをせずに錆びてしまったら身を守ることは出来ません!!皆さんも歯のお手入れをしっかりして、美味しくて貴重品なウナギを鱗までしっかり味わってくださいね(´∀`)

「子供の顎の成長」

皆さま、こんにちは。
晴れた日ごとに暑さが増しておりますが、体調など崩されておりませんか?
私事ですがこの度、第一子となる息子が生まれました。
目に入れても痛くないという感覚が我が子を胸にした際に私にもうまれました。本当に我が子というものはかわいいものですね。守るべきものができた責任感を日々感じてすごしております。ただ、妻が里帰り出産で帰省している為、まだ3回しか会えていないのが現実です 。
度々送られてくる写真で、日々成長する息子の様子を楽しむというのが、毎日の日課となっています。
患者様の中にも、お子様がいる方がたくさんいらっしゃいますので、ご来院の際には先輩パパ・ママの子育て術や、お子様のご様子などお聞かせ頂き、私の親バカ話にも耳を傾けて頂けたら嬉しいです!
ところで、矯正歯科医の性(さが)なのか、やはり我が子の咬み合わせが気になり、ついつい目がいってしまいます。なんだか我が子の下あごが小さいような 小児歯科学の教科書を改めて読み返してみました。
 
そこで今回は、子供にちなんだうんちくにしようと思います。「子供の顎の成長」について、スポットを当ててみました!
下あごの成長は、身長と一緒に大きくなるごく普通の成長です。一方、上あごは頭の骨とつながっているので 脳の発育と関係が深くなります。脳の大きさは4歳で約80パーセントの大きさになるため、それにつられて上あごは先に大きくなるのです。
身長は皆さまご存知の通り女の子は中学生くらいまで、男の子は高校生くらいまで大きくなりますよね。
したがって下あごもゆっくり大きくなっていきます。なので、赤ちゃんの下あごは小さくて正解です 。
赤ちゃんの下あごが小さくても、くれぐれも心配しないで下さいね
ご来院中の先輩パパさん、ママさん達も気になることがございましたら、お気軽にご相談下さい!

「物の硬さ」

暖かくなり過ごしやすい季節になりましたが、皆さんはこの時季、ムショウに食べたくなる食べ物はありませんか?
食いしん坊の僕は、メロンやマンゴー、蜂蜜、しらす、カツオ(高知出身の僕です!!)などなどきりがないのでこの辺りにしておきますが(笑)
ついつい買い過ぎてしまいます。
つい先日、この季節柄、とてもおいしい食べ物にまつわる事件が起きました!
友人の一人がアサリを食べて歯が折れてしまったというのです。
 
はたして本当にアサリで歯が折れてしまうことがあるのでしょうか?!                                
二回目のうんちくは「物の硬さ」について薀蓄したいと思います^^
「硬さ」とは、ある材料に一定の荷重を加えたときにできる圧痕(くぼみ)の面積や深さから評価されます。
調べてみると世界で最も硬い物質は、女性なら一度は身に付けてみたいと思う「ダイヤモンド」でした。その硬さを 10 とすると、歯の表面のエナメル質の硬さは7 だそうです。
ちなみに銅メダルが 3.5、ガラスでも 5 くらいの硬さしかありません。そう考えると私たちの歯はかなりの硬い材質だと分かります。
当院でも皆様の歯石取りに使っている超音波の器具の硬さは 4 なのですよ。そのため歯が削れたりはしません。。。
ですがあの独特な音を聞くと、歯が削れてる?!かもという感じはしますよね^^;
話が脱線していましましたが、先ほどの友人の歯が折れた原因は、大昔に治療した被せ物の劣化でした。
硬さの数値は分かりませんでしたが、おそらくアサリの身より柔らかくなってしまっていたのでしょうね。今考えると、アサリの身ではなく、アサリの砂抜きで抜け切らなかった砂で欠けたのかも・・・^^:
どちらにしても皆様はこのようなことにならないよう、歯科の定期検診は年に一度は受診されるようにして下さいね。
 

『メートル原器』

今回からニュースレターにコーナーを持たせて頂く事になりました、DR.の谷木です。
私は高校生の頃、高校生クイズ選手権に出場するために学校の勉強よりもクイズの勉強ばかりしていました。そのおかげで大学受験には苦労しましたが、クイズの方は中国、四国大会で準決勝まで行くことができました。その時からなのか元々なのか「うんちく」なるものが、三度の飯よりも好きな性分なのです。
そこで「蘊蓄(うんちく)日記」と題しまして、日常生活には知らなくても支障のない!?ちょっとした豆知識をご紹介させて頂きます。
 
第一回は長さの単位についてのうんちくです。

矯正の診療でよく使う単位はインチです。ワイヤーサイズが016というと、これはワイヤーの直径が0.016インチ(0.4064ミリメートル)ということなのです。
長さの単位はメートル条約により世界で統一されています。かつてはパリの国際度量衡局に保管されていたメートル原器(写真)という物の長さを1mとしていました。1960年からはクリプトン元素から出る光の波長を元に、1983年からは光が約3億分の1秒で進む距離を1mとし、現在はヨウ素安定化ヘリウムイオンレーザーが発する光を基準としているそうです。(ちょっと眠たくなってしまいましたか?)
今後、診療中に「016」や「018」と聞こえてきたらたら、ワイヤーのサイズをインチで言っていることだと、密かに思い出してみてくださいね。
また、皆様がご存知のとっておきのうんちくがございましたら、是非教えてください!宜しくお願い致します。
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